「読書した方がいいとわかっているんだけど、なかなか本が読めない」
「読書するぞ!と決めても集中力が続かず飽きちゃう」
本記事はこんな疑問に答える記事です。
こんな記事を書いている僕も、最近まで本が全然読めませんでした。
本を読むぞ!と意気込んでもいつも3日坊主で、読書ができない自分に嫌気がさしていました。
そんな僕ですが、最近では読書が1つの趣味になり、本を読むのが習慣になりました。
ここ最近で読んだ本が以下になります。(思ったより読んでました)
今回は、本がなかなか読めない方向けに、その原因と対処法を詳しく紹介したいと思います。
【本が読めない人向け】本が読めない原因と対処法
結論、本が読めない原因は以下です。(過去の僕自身がそうでした)
- 最初から最後まで全て読もうとしている
- 自分の悩みや不安を明確にできてない
- 相性の悪い本を我慢して読んでいる
- 本を選ぶときに表紙だけで選んでいる
- 必ず一章から読んでいる
1つずつ対処法も含めて詳しく解説していきます。
最初から最後まで全て読もうとしている
本が読めない人は、必ずといっていいほど、本を最初から最後まで読もうとしています。
結論、本は最初から最後まで全て読む必要はありません。
とはいえ、「せっかくお金を出して本を買ったんだから、全て読まないと勿体ない」って思ってしまうんですよね。
このマインドを変える方法を紹介します。
例えば書店で「どれがいいかなー」と本を見て、1冊の本を購入したとき、あなたはその本に何か期待をして購入したはずです。
具体例をあげると以下のようなもの。
- 健康の本 → 睡眠不足をなんとかしたい
- 投資の本 → お金がない、短期投資でお金増やせないかな?
- 不動産の本 → 持ち家を買う予定だけど、賃貸じゃなくて本当にいいかな?
本を読むときは、この期待したことだけが吸収できればいい、という気持ちで読んでみてください。
このようにマインドを変えて本を読むことで最後まで読まなくてもいいことが体感としてわかるはずです。
自分の悩みや不安を明確にできてない
過去の僕がそうでしたが、本を読むこと自体が立派なことだと思い込んでいて、ただ漠然と本を読んでいたことがありました。本を読む自分に酔っていたのかもしれません。
しかし、これでは本の字面をただ追っているだけで苦痛なので、読書が全く続きません。
では読書を苦痛なものにしないためには、どうすればいいのか。
それは、自分の悩みや不安を明確にした上で、この本でその悩みを解決したい、というマインドを持つことです。
このマインドを持って読書することで、読書が自分事になり、悩みが解決するので嬉しくなるはずです。
悩みがある→読書で解決→嬉しい→また読書する→悩みが解決する→嬉しい→以下ループ・・・
という好循環を生み出すことができ、本を読むのが楽しくなります。
相性の悪い本を我慢して読んでいる
本が読めない人は、相性の悪い本でも我慢して延々と読んでいるのではないでしょうか。
少し視点を変えて、例えば同僚やクラスメイトと話すときを想像してみてください。
「この人とは話しやすい、相性が合うな」とか、「この人とはなんか噛み合わない、相性が合わないな」ってありますよね。
これは本でも一緒です。
自分と本にも相性があって、「なんか読みやすい」、「なんか読みづらい」という感覚があるんです。
抽象的でわかりづらいと思うので、一例として僕がこれまで読書して感じた、自分に相性の良い本、悪い本の特徴をまとめました。
相性の良い本の特徴 | 相性の悪い本の特徴 |
---|---|
です・ます調で書かれている 同じことを何度も説明しない 図が多めに使われている エビデンスを元に説明されている | フランクすぎる文体(高圧的) 同じことが章をまたいで説明されている 図が全くなく、文章ぎっしり エビデンスなし、個人的な意見のみ |
これはあくまで僕個人の本との相性の問題なので、皆さんにとってわかる部分もあれば、真逆の人もいるはずです。
相性が悪い本は最後まで読む必要はないので、切り捨てて、次の相性が合いそうな本を見つけにいきましょう。
10冊ほど本を読めば、自分がどんな特徴の本が好きで、どんな本が嫌いなのか少しずつわかってくるはずです。
本を選ぶときに表紙だけで選んでいる
本がなかなか読めない人は、本を選ぶときに表紙と中身をぱらっと読んで購入してしまう人が多いです。
これでは良書に巡り合うことが難しいので、購入する前に必ず本の「目次」に目を通すようにしましょう。
Amazonで本を購入する場合でも、「○○○(本のタイトル)+目次」と検索すれば、目次を確認できます。
目次を見ることで、その本にどんなことが書かれているのか具体的に想像できますし、自分の悩みがこの章で解決できそうだな、と見通しを立てることもできます。(これ大事)
例えば、映画を見にいく時を想像すると、事前に映画の予告を見て、「なんか面白そう」と思ったから実際に映画館に足を運ぶんですよね。
予告を見て、つまらなそうって思ったのに映画館に行く人はいないですよね。
これは本でも一緒です。
「本の目次」は「映画の予告」みたいなものです。
本の見どころは目次を見ただけでおおよそ予想ができるので、本を購入するときは必ず目次に目を通すようにしましょう。
本を読み始めてから、「あれ?なんか思ってたのと違ったな」という気持ちを減らすことができます。
必ず一章から読んでいる
本が読めない人は、最初から最後まで読むことに加えて、「必ず第一章から読むこと」をポリシーにしている人が多いです。
しかし、本は第一章から読む必要はありません。
第二章だけ読んでもいいし、最後の章だけ読むのも全然ありです。
本を選ぶときのポイントは、自分の悩みを明確にする事と、目次にしっかり目を通す事でした。
自分の悩みを解決しそうな部分が例えば第三章だったら、第三章からいきなり読んでしまって大丈夫です。
その後、本の内容が面白ければ、第一章からあらためて読んでもいいですし、他の面白そうな章を読んでもいいわけです。
本がなかなか読めない人は、「必ず第一章から読まなければならない」という固定概念を捨てましょう。
読者ができなかった僕が選ぶ、読みやすかった本5冊
神モチベーション 「やる気」しだいで人生は思い通り
ブログのモチベが上がらなかった2022年12月に読んだ一冊。
この本のおかげでブログのモチベが上がり、毎日更新を5ヶ月間継続させることができました。
「目標とのギャップを感じることでやる気が出る」というのがこの本から学んだことで、どうやってギャップを感じるかも解説されているので、今でもそれを実践しています。
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
- ブログでお金稼げるようになったら会社辞めたいな
- 具体的にいくら貯まったら辞めれるかな
こんな事をぐるぐると考えているときに出会ったのがこの一冊。
ざっくり言うと「お金をたくさん持って死んでも意味ないから、お金は使い切って死ぬのが1番幸せだよ」って事を解説している本です。
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略 LIFE SHIFT
FIREを漠然と目標にした時に、ふと「自分って何歳まで生きるんだろう」と思って手に取ったのがこの一冊。
「今、20代や30代の人は100歳くらいまで生きることになるから、マインド変えといた方がいいよ」って感じのことが色々書かれています。
30代を無駄に生きるな
30代に入り、「30代を後悔なく生きたいな、でも具体的に何すればいいんだろう」と思って買ったのがこの一冊。
30代で身につけるべき考え方、人間力、仕事力、習慣力などが具体的に書かれています。
特に「自分が何者なのか、何が好きで何が嫌いなのか理解するのが大切」という部分が参考になりました。
経済・精神の自由を手に入れる主体的思考法 #シンFIRE論
相変わらずブログでサイドFIREしたくて、購入した一冊です。
この本はFIREする上でのテクニックではなく、”思考法”にスポットを当てている点がこれまでのFIRE本にはない面白さがありました。
実際にFIREを達成されている方の書いた本なので、具体的な説明もたくさんあって分かりやすかったです。
まとめ
今回は実体験を踏まえつつ、本が読めない原因とその対処法を紹介しました。
原因と対処法をまとめると以下の通りです。
- 最初から最後まで全て読もうとしている
→気になるところだけ読む - 自分の悩みや不安を明確にできてない
→悩みを明確にし、本でそれを解消する - 相性の悪い本を我慢して読んでいる
→つまらない本はすぐに読むのをやめる - 本を選ぶときに表紙だけで選んでいる
→本を選ぶときは目次を必ず見る - 必ず一章から読んでいる
→どの章から読んでもいい
以下は5月に実際に読んで、読みやすくて面白かった本なので、気になる方は目次を見てからポチってみてください。