
「ルンバの種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」
「高い買い物だから後悔しないルンバを選びたい」
本記事はこんな疑問に答える記事です。
ルンバって種類が多いので、結局どれがいいのかよくわからなくなりますよね。
僕自身もルンバを買う時に悩んだ経験があります。
今回はそんな経験をふまえて、比較すべきポイントを5つに絞ってオススメのルンバを紹介します!
5つのポイントからルンバを7種類比較するので、使用される予定の環境に合わせて検討していただければと思います。
【比較】ルンバのシリーズについて
現行シリーズのルンバはアルファベット型番となっていて、高機能な順に以下ラインナップとなっています。
- sシリーズ(s9+)→最上位クラスのルンバ。圧倒的な清掃能力を持つ。
- jシリーズ(コンボj7+、j7/j7+)→上位モデルのルンバ。障害物回避機能を有するなど賢いモデル。
- iシリーズ(i3/i3+、i2)→中位モデルのルンバ。バランスがよく多機能。
各シリーズのメリット・デメリットを確認いただいた後の方が、比較するポイントを掴みやすいと思います。
一足先に比較する7種類のルンバを挙げると、以下の通りです。
商品 | 価格 | 特徴 | どんな人にオススメ |
---|---|---|---|
![]() ![]() ルンバ s9+ | 186,780円 | ・ルンバ600シリーズの約40倍の吸引力 ・D型の新型筐体を採用 ・ブラシが約30%拡大 ・クリーンベース付属 | ・徹底的に掃除をしたい人 |
![]() ![]() ルンバ コンボ j7+ | 159,800円 | ・ルンバ600シリーズの約10倍の吸引力 ・カメラを搭載し、障害物を回避 ・底面のモップで拭き掃除もできる ・クリーンベース付属 | ・拭き掃除もしたい人 |
![]() ![]() ルンバ j7+ | 129,800円 | ・ルンバ600シリーズの約10倍の吸引力 ・カメラを搭載し、障害物を回避 ・クリーンベース付属 | ・ケーブル類を避けながら掃除させたい人 ・自動ゴミ収集で掃除の手間を省きたい人 |
![]() ![]() ルンバ j7 | 99,800円 | ・ルンバ600シリーズの約10倍の吸引力 ・カメラを搭載し、障害物を回避 ・クリーンベースはついていない | ・ケーブル類を避けながら掃除させたい人 ・掃除の手間は許容でき、少しでもコストを抑えたい人 |
![]() ![]() ルンバ i3+ | 79,800円 | ・ルンバ600シリーズの約10倍の吸引力 ・カメラは塔載されていない ・クリーンベース付属 | ・自動ゴミ収集で掃除の手間を省きたい人 ・コスパの良いルンバが欲しい人 |
![]() ![]() ルンバ i3 | 49,800円 | ・ルンバ600シリーズの約10倍の吸引力 ・カメラは塔載されていない ・クリーンベースはついていない | ・ルンバで掃除ができれば良い人 |
![]() ![]() ルンバ i2 | 39,800円 | ・ルンバ600シリーズの約10倍の吸引力 ・カメラは塔載されていない ・クリーンベースはついていない | ・とにかく一番安いルンバが欲しい人 |
今の僕なら「ルンバ i3+」を選ぶ
「お前の意見なんてどうでもいい!客観的なルンバ比較表が見たい!」という方は「【比較】ルンバ現行モデルの一覧表」まで飛ばしてもらってOKです。
僕は現行発売されているルンバの1つ前のシリーズにあたる、「ルンバ i7+」というものを使用しています。
ルンバ i7+を2年使った経験から、今僕がルンバを購入するとしたら、確実に「ルンバ i3+」を選びます。その理由は以下の通りです。
- 床に物を置かなければ「障害物を避けて清掃する機能」は不要だから
- 拭き掃除機能がつくだけで16万は高すぎるから
- クリーンベースは絶対に必要だから
- 上位モデルのルンバの価格は数年で安くなるから
以下に1つずつ詳しく紹介していきます。悩んでいる方の参考に少しでもなればいいなと思います。
障害物を避ける機能はケースバイケース
カメラが搭載されているルンバには「障害物を避けて清掃する機能」がついていますが、必須の機能ではないと考えています。
そもそもルンバに掃除をさせる時に、床に物が散らかっていると隅々までゴミを吸い取ることができません。
ルンバで掃除をする時は、床に物がない状態にするのが鉄則なので、「障害物を避けて清掃する機能」は必須ではない考えです。
ただし、ルンバはコードを踏んでしまうと、床に傷がつく原因となるため、コード類をどうしても隠すことができない方は、障害物を避けて清掃する機能があるルンバを選んだ方がいいかもしれませんね。
拭き掃除機能は要らないと思う
ルンバの拭き掃除機能は要らないと思っています。
あると便利かもしれませんが、拭き掃除機能が付いただけで、16万は流石にコスパが悪いです。
しかも拭き掃除用の洗剤は詰め替えが必要なので手間がかかるのがいただけません。ルンバ本来のメリットは手間なく掃除できることのはずです。
我が家ではホコリなどのゴミはルンバ i7+に任せて、拭き掃除はクイックルワイパーをかけるようにしています。
クリーンベースは絶対にあったほうがいい
クリーンベースとは、ルンバ清掃終了後にゴミを自動で収集してくれる充電スペースのことです。


このクリーンベースがあるだけで掃除の手間が激減します。ルンバが掃除を終えるたびにクリーンベースに戻り、ゴミを自動で吸い上げて紙パックに溜まります。シリーズ名に「+」とついているのがクリーンベースが付いているモデルです。(s9+やj7+など)
問題は紙パックのコスパですが、我が家では8ヵ月間交換不要で運用することができました。(2LDK/すべての部屋を清掃/毎日)


公式では「60日間」で取り換えるよう紹介されていますが、実際はもっと持つので紙パックのコスト問題は気にすることはなさそうです。
紙パックがいっぱいになったら、ルンバのランプが赤点灯で知らせてくれます。


ルンバの最新シリーズの価格はかなり落ちる
ルンバは毎年別シリーズを展開するため、値動きが激しい家電と言えます。
僕がルンバ i7+を購入したのは2021年でした、当時は「13万円」もする高級家電でした。それが今では「約5万円」と大変お買い得になっています…(悲)


当時の僕は洗濯機や冷蔵庫を購入する感覚で上位モデルのルンバを購入してしまい、それが失敗でした。
ルンバは1年の進化が冷蔵庫などの家電に比べて激しい家電なので、5年~10年使うような家電ではありません。
したがって2年以上使うのであれば、中位モデルのルンバを1年おきに買い替えながら使った方が、最新機能を利用できるし、コストも上位モデルを2年利用とほとんど変わりません。
【比較】ルンバ現行モデルの機能比較表
以下はルンバ現行モデルの機能比較表です。
商品写真 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
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商品名 | ルンバ s9+ | ルンバ コンボ j7+ | ルンバ j7+ | ルンバ j7 | ルンバ i3+ | ルンバ i3 | ルンバ i2 |
発売時期 | 2020 | 2022 | 2022 | 2022 | 2021 | 2021 | 2022 |
価格 | 186,780円 | 159,800円 | 129,800円 | 99,800円 | 79,800円 | 49,800円 | 39,800円 |
対応部屋数 | 5部屋以上 | 5部屋以上 | 5部屋以上 | 5部屋以上 | 3~4部屋 | 3~4部屋 | 3~4部屋 |
吸引力 (ルンバ600との比較) | 約40倍 | 約10倍 | 約10倍 | 約10倍 | 約10倍 | 約10倍 | 約10倍 |
クリーンベース 自動ゴミ収集機 | 〇 | 〇 | 〇 | △(別売り) | 〇 | △(別売り) | △(別売り) |
稼働時間 | 最大120分 | 最大75分 | 最大75分 | 最大75分 | 最大75分 | 最大75分 | 最大75分 |
ブラーバジェット連動 | 〇 | × | 〇 | 〇 | × | × | 〇 |
障害物を避けて清掃 | × | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × |
部屋を指定して清掃 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
部分清掃 進入禁止エリア | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × |
詳細 | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
あなたにぴったりなルンバの選び方
現在公式から発売されているルンバは多くの種類があり、どれを選べばよいか悩む方も多いと思います。
ルンバで何を重視するべきか、今回はポイントを5つに絞ってみました。以下、重視するポイントです。
- 清掃力の強さ
- 水拭き機能
- 自動ゴミ収集機能
- マッピング機能
- 価格の安さ
これらの重視するポイントに沿ってオススメのルンバを紹介していきます!あなたにぴったりのルンバが必ず見つかるはずです。
圧倒的な清掃力を求めるなら「ルンバs9+」
部屋をとにかく綺麗にしたい方にオススメなのが、「ルンバs9+」です。
ルンバs9+はルンバ600と比較して約40倍の吸引力を持っているので、ゴミをめちゃくちゃ吸い取ります。
またマッピング能力にも優れていて、部屋の間取りを正確に覚えてくれるので、部屋の隅々まで徹底的に綺麗にしてくれます!
水拭きも併用してやりたいなら「ルンバ コンボj7+」
ゴミを吸った後に、水拭きも並行して行いたい方にオススメなのが「ルンバ コンボj7+」です。
ルンバ コンボj7+は底面にモップがついているので、フローリングで吸引+水拭きを行うことができるモデルになっています。
このモップがついているシリーズは「ルンバ コンボj7+」のみとなります。
賢く掃除させつつ自動ゴミ収集機で手間を省きたいなら「ルンバ j7+」
部屋の間取りを正確に覚えさせて掃除をさせたい。また、自動ゴミ収集機で毎日の掃除の手間を省きたい方にオススメなのが「ルンバ j7+」です。
ルンバ j7+の前面にはカメラがついていて、障害物を避けることができる賢さがあります。
自動マッピング機能により、部屋の間取りを正確に覚え、部分掃除にも対応しています。
ルンバ i3+より賢い分、すこしだけ値段が高いのがネックです。
自動ゴミ収集で手間を省きたいなら「ルンバ i3+」
値段を抑えつつ、自動ゴミ収集機により毎日の手間を省きたい方にオススメなのが「ルンバ i3+」です。
ルンバ i3+は自動ゴミ収集機がついているモデルの中で一番最安値のモデルです。
カメラがついていないので、障害物を避けることは苦手ですが、吸引力はその他モデルと同等のため、ゴミ残りなどはありません。



今自分がルンバを買うなら間違いなく、この「ルンバ i3+」にすると思います!
1人暮らしでコスパを重視するなら「ルンバ i2」
一人暮らしで部屋数が少なく、とにかく安いルンバが欲しい方にオススメなのが「ルンバ i2」です。
ルンバ i2は極限まで無駄を削ぎ落としているため、約4万円で入手できる最安値のルンバです。
部屋の間取りを学習できず、毎回フロア全体を掃除するため、1Rや1Kなどの部屋にぴったりのルンバです。



僕が一人暮らしならこのルンバを選んでいたと思います!
まとめ
今回はオススメのルンバということで、7機種の比較と、重視することに応じたオススメのシリーズを紹介しました。
あらためて、ルンバの機能比較表を以下に再掲します。
商品写真 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
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商品名 | ルンバ s9+ | ルンバ コンボ j7+ | ルンバ j7+ | ルンバ j7 | ルンバ i3+ | ルンバ i3 | ルンバ i2 |
発売時期 | 2020 | 2022 | 2022 | 2022 | 2021 | 2021 | 2022 |
価格 | 186,780円 | 159,800円 | 129,800円 | 99,800円 | 79,800円 | 49,800円 | 39,800円 |
対応部屋数 | 5部屋以上 | 5部屋以上 | 5部屋以上 | 5部屋以上 | 3~4部屋 | 3~4部屋 | 3~4部屋 |
吸引力 (ルンバ600との比較) | 約40倍 | 約10倍 | 約10倍 | 約10倍 | 約10倍 | 約10倍 | 約10倍 |
クリーンベース 自動ゴミ収集機 | 〇 | 〇 | 〇 | △(別売り) | 〇 | △(別売り) | △(別売り) |
稼働時間 | 最大120分 | 最大75分 | 最大75分 | 最大75分 | 最大75分 | 最大75分 | 最大75分 |
ブラーバジェット連動 | 〇 | × | 〇 | 〇 | × | × | 〇 |
障害物を避けて清掃 | × | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × |
部屋を指定して清掃 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
部分清掃 進入禁止エリア | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × |
詳細 | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
これらのシリーズの中で何を重視するのかによって適切なルンバを選ぶ必要があります。重視するポイントごとにオススメなルンバが以下になります。
- 圧倒的な清掃力を求める→「ルンバs9+」
- 水拭きも併用してやりたい→「ルンバ コンボj7+」
- 賢く掃除させつつ自動ゴミ収集機で手間を省きたい→「ルンバ j7+」
- 自動ゴミ収集で手間を省きたい→「ルンバ i3+」
- 1人暮らしでコスパを重視する→「ルンバ i2」
ルンバは最強の時短家電なので、ぜひあなたにピッタリのルンバの購入を検討してください!